スマートフォンを自宅のWi-Fiにつなぎ、通信容量を節約されてる方も多いと思います。そこで今回は各社主要スマホのWi-Fi対応状況を調べ、一覧表にまとめました。
今回は2.4GHz帯(11b, 11g, 11n)と5GHz帯(11a, 11n, 11ac)の対応状況のみを示します。
Wi-Fi対応状況一覧(2019年6月現在)
スマートフォン | 2.4GHz帯 (11b, 11g, 11n) | 5GHz帯 (11a, 11n, 11ac) |
iPhone 7以降 | ○ | ○ |
Xperia シリーズ | ○ | ○ |
HUAWEI P30 シリーズ | ○ | ○ |
HUAWEI P20 シリーズ | ○ | ○ |
HUAWEI nova lite 3 | ○ | × |
HUAWEI nova 3 | ○ | ○ |
AQUOS zero | ○ | ○ |
AQUOS R シリーズ | ○ | ○ |
AQUOS sense 2 | ○ | ○ |
AQUOS sense plus | ○ | ○ |
AQUOS sense lite | ○ | × |
ZenFone Max Pro (M2) | ○ | × |
ZenFone Max (M2) | ○ | × |
ZenFone 5 | ○ | ○ |
ZenFone Live (L1) | ○ | × |
Galaxy シリーズ | ○ | ○ |
arrows Be シリーズ | ○ | ○ |
arrows M04 | ○ | ○ (11ac非対応) |
OPPO Find X | ○ | ○ |
OPPO R17 シリーズ | ○ | ○ |
OPPO R15 Pro | ○ | ○ |
OPPO R15 Neo | ○ | × |
OPPO AX7 | ○ | × |
moto g7 plus | ○ | ○ |
moto g7 | ○ | ○ (11ac非対応) |
moto g7 power | ○ | × |
Google Pixel 3 シリーズ | ○ | ○ |
端末価格から見る5GHz対応状況
スマートフォンの本体価格が安い物は5GHzに対応していない場合があり、価格が高い物は対応していることがほとんどです(当たり前か)。
価格の目安としてはだいたい3万円を超えると、5GHz対応が多くなります。
ASUSのZenFone Max Pro (M2) は2019年6月時点で3万円を超えますが、5GHz帯には対応していないので注意が必要です。
一応公式ページで仕様を確認しました↓
スマホに5GHz帯Wi-Fiは必要か
もちろん、5GHz帯に対応しているに越したことはないのですが、ユーザーの使用環境によっては2.4GHzだけでも問題ない場合もあります。
当然ですが自宅に固定回線を引かず、モバイル通信のみの方は必要ありません。
そのほかにも例えば、田舎の一軒家で周りにWi-Fiの電波が飛んでいない場合、2.4GHz帯のみでも問題ありません。
逆に、都心の集合住宅で周りにWi-Fiの電波がたくさん飛んでいる場合は、5GHz帯Wi-Fiの使用をおすすめします。
なぜなら、2.4GHz帯の電波はお互いに干渉して、速度が低下したり通信が切れたりするからです。
Wi-Fi 6 (11ax) や WPA 3 等の評価項目
今回、一覧表を作るにあたってWi-Fi 6 (11ax)やWPA3 (Wi-Fi Protected Access 3) の項目も入れようとしたのですが、日本国内では両項目とも全スマホで非対応となっているので、入れませんでした。
sumsungのGalaxy S10 シリーズは海外版ではWi-Fi 6にもWPA3にも対応しているのですが、日本国内版は2019年6月時点では非対応となっています。
※注意点
以上の情報は2019年6月時点の情報で、今後変わる可能性があります。スマホの購入を検討されている方は、公式ページにて最新の情報を確認されることをおすすめします。