I-O DATA製 WN-AX1167GR2 を1年ほど使用しましたので、
そのレビューをしたいと思います。
良い点と悪い点を比較し、どのような方におすすめできるかを示します。
WN-AX1167GR2を選んだ理由
- IPv6 IPoE (v6プラス)を使いたかった。(これが1番)
- 値段が安かった。
- IO-DATA のWi-Fiルーターを使ったことが無かった。
- ネットフィルタリングやVPNリモートアクセス等の機能が無料で使える。
- WN-AX2033GR2の1733Mbpsは不要と判断した。
現在の使用環境
2019年7月現在、Synology製MR2200acと併用しています。
詳しくは↓の過去記事に書いてあります。
1年間使用してみて良い点と気になる点
良い点
- IPv6 IPoE (v6プラス)により夜間の通信速度が大幅に改善。
- ギガビットのLANポートが4ポートある。
- 今のところ不具合は無く、安定動作している。
- Wi-Fiは極力高速な5GHzでつながり、5GHzの電波が届かない場合、自動で2.4GHzに切り替わる。(当たり前か)
- 電波の飛びは十分と感じる。
- VPNリモートアクセスに必要なダイナミックDNS機能が無料。
v6プラス設定前と設定後の通信速度
気になる点
- 初期設定が完全な初心者(初めて設定する方)には分かりにくいかもしれない。
- 機能が豊富だが使い切れないと、他社ルーターに比べて優位性が少ない。
- v6プラス利用時は、VPNリモートアクセスが使えない等、一部機能が制限される。
完全な初心者(初めて設定する方)には分かりにくい?
AX1167GR2には冊子が4冊付属しており、セットアップガイドだけでも16ページあります。
「これさえやればよい」のようなA4 一枚程度の説明書があれば良いと思いました。(逆に、説明漏れが無い丁寧なガイドで良心的と見ることもできます。)
v6プラス利用時に機能制限あり
下にI-O DATA公式の仕様を示します。
v6プラス、transix利用時は多くの機能が制限されます。
v6プラスを利用したい方はこの機能制限により他社ルーターに埋もれ、無料のダイナミックDNSなどの機能が目当ての方は、v6プラスが使えなくなります。
こういう方にはWN-AX1167GR2がおすすめ
- とりあえず安価にIPv6 IPoE (v6プラス, transix)を使いたい方。
- NURO光など、IPv6 IPoEを使わなくても十分な回線速度が出る場合は、豊富は機能がフルに使える。
- PC等を有線接続で利用する方。
- 後で「やっぱりNECにしとけばよかった」とならなそうな方。
- 青い筐体がいい方。
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